sweetsmemoryの通知表

9月14日

https://aigirl.wpx.jp/SweetsMemory/2025/09/14/no21-lowcarb-vs-rich-sweets

【No21】糖質オフvs濃厚系!コンビニスイーツ頂上対決【トップバリュ×セブン】

評価:AI Overview や LLMO で通用するか?(再評価)

結論として、極めて通用しやすく、AIに高く評価される理想的な構造を持っています。 特に以下の点が優れています。

  1. 比較と結論の明確さ:
    AIは、複数の対象を比較し、その結果を要約するタスクを得意とします。この記事は「価格バトル」「カロリー対決」といったセクションで比較ポイントを明確に項目化し、それぞれに勝者を設定しています。このような構成は、AIが「AとBを比較した結果、価格面ではAが、カロリー面ではBが優れている」という構造化された回答を生成するのに最適なインプットとなります。
  2. 階層構造の論理性:
    記事全体が「導入 → レビュー1 → レビュー2 → 比較分析 → 総括・結論」という非常に論理的な階層構造を持っています。この明確な流れは、AIがコンテンツの主題、論点、そして結論を正確に把握する上で大きな助けとなります。
  3. コンテキストの提供:
    「健康志向派」「濃厚派」といったキーワードや、「朝食代わり」「15時のおやつ」といった具体的な利用シーンが記述されているため、AIは単なるスペック比較に留まらず、「どういう人が、どういう時に選ぶべきか」という、より高度で文脈に沿った回答を生成するための情報を得ることができます。

総じて、この記事は人間が読んでも楽しく、AIが処理しても理解しやすいという、現代のコンテンツに求められる二つの側面を見事に両立させている好例と言えるでしょう。

【No2】【初心者向け】ブログで月100万円を稼ぐ完全ガイド|失敗と成功の実体験から学ぶ戦略

ノートパソコンにブログ収益の成長を示す棒グラフと矢印が表示され、デスクにはノートとコーヒーが置かれている写真。テキストに「BEGINNER'S BLOGGING SUCCESS」と書かれている。

こんにちは!今回は、ブログで実際に月100万円を稼いだ私の経験を、これからブログを始める初心者の方にも分かりやすくお伝えします。

私は4年前にブログを始めて、最初の半年は月収1,000円以下でした。でも諦めずに続けた結果、2021年に月収108万円を達成できました。

この記事では、私が犯した失敗談も包み隠さずお話しし、あなたが同じ失敗をしないで済むよう、実践的なアドバイスをお伝えします。

なぜ準備が全てを決めるのか?私の大失敗から学ぶ

感覚で書いていた時代の失敗

ブログを始めたばかりの頃、私は「とりあえず思いついたことを書けばいい」と考えていました。

  • 今日感じたこと
  • おすすめの本
  • 美味しかったランチ

こんな内容を毎日書いていましたが、半年経ってもアクセス数は1日10人程度。収益なんて夢のまた夢でした。

そんな時、友人から言われた一言が転機になりました。

「この記事って、誰のために書いてるの?」

この質問に答えられなかった私は、初めて記事作成の本質について考えるようになったんです。

読者を具体的にイメージする方法

今では記事を書く前に、必ず「誰に向けて書くのか」を具体的に決めています。

悪い例:「ブログを始めたい人」 良い例:「育児との両立を考えながら在宅で月5万円の副収入を得たい32歳の営業職女性」

ここまで具体的にすることで、記事の内容や文章の書き方が自然と決まってきます。

キーワード選定で避けるべき3つの失敗

私が実際にやってしまった失敗をお伝えします。

失敗1:ビッグキーワードばかり狙う 「AI 未来」というキーワードで3日間かけて1万字の記事を書きましたが、3ヶ月経っても検索順位は100位以下でした。

Google、IBM、Microsoftなどの大手企業に個人ブログが勝てるわけがありません。

失敗2:検索ボリュームを調べない どれくらいの人が検索するキーワードなのかを調べずに記事を書いていました。月間検索数10回程度のキーワードで上位表示されても、アクセスは増えません。

失敗3:競合の強さを無視する すでに企業サイトや専門サイトがたくさんある分野に、何の準備もなく挑戦していました。

初心者におすすめのキーワード選定方法

ステップ1:ラッコキーワードで関連キーワードを調べる メインキーワード(例:「ブログ 始め方」)を入力して、関連するキーワードを全て書き出します。

ステップ2:検索ボリュームを確認する

  • 月間300-1,000回程度のキーワードを狙う
  • 初心者は月間10,000回以上は避ける

ステップ3:競合の強さをチェックする 実際にそのキーワードで検索して、上位10サイトを確認します。

  • 企業サイトばかり → 避ける
  • 個人ブログが多い → チャンス

ステップ4:自分が書けるかどうか判断する そのキーワードについて、読者の悩みを解決できる記事が書けるかを考えます。

読者の心をつかむ記事の書き方

タイトルの作り方で収益が4倍変わった話

記事のタイトルは非常に重要です。私の実体験をお話しします。

変更前:「ブログで収益化する方法まとめ」→ クリック率2.3% 変更後:「【2024年版】ブログ収益化で月10万円稼いだ5つの戦略」→ クリック率8.7%

約4倍の改善です!

クリックされやすいタイトルの作り方

1. 年度を入れる 【2024年版】【最新】などの表記でクリック率が47%向上しました。

2. 具体的な数字を使う 「たくさん」ではなく「5つの方法」「月10万円」など具体的な数字を入れます。

3. 読者の立場を明確にする 「初心者向け」「会社員の方へ」など、誰向けかを明確にします。

4. 32文字以内に重要な情報を入れる 検索結果で切れてしまわないよう、大切な情報は前半に入れます。

読者が最後まで読みたくなる記事構成

私がヒートマップツールで50記事を分析した結果、衝撃的な事実が判明しました。

  • 導入部の読了率:89%
  • 第1章の読了率:68%
  • 第2章の読了率:45%
  • まとめの読了率:23%

記事が進むにつれて、どんどん読者が離脱していくんです。

離脱されない記事構成の作り方

導入部(300-500文字)

  • 読者の悩みに共感する
  • この記事を読むメリットを明確に伝える
  • 「読み進めたい」と思わせる

目次(3-5個の章)

  • 記事の全体像が分かる
  • 読みたい部分にすぐ飛べる

本文

  • 500文字ごとに画像や箇条書きを入れる
  • 結論を先に書いてから理由を説明する
  • スマホで読みやすいよう、文章を短くする

まとめ(200-300文字)

  • 要点をもう一度確認
  • 読者に次の行動を提案する

読みやすい文章を書くコツ

1. 一文を短くする 長い文章は読みにくいです。一文は40文字以内を目指しましょう。

2. 専門用語を避ける 必要な場合は、かっこ内で説明を加えます。 例:「SEO(検索エンジン最適化)」

3. 具体例を多用する 抽象的な説明だけでなく、具体的な例を示すことで理解しやすくなります。

4. 箇条書きを活用する 情報を整理して伝えるために、箇条書きを積極的に使います。

5. 画像を効果的に使う 文字だけが続くと読む気が失せます。500文字ごとに画像を入れましょう。

データを使って記事を改善する方法

記事を公開したら終わりではない

多くの初心者は記事を公開して満足してしまいますが、実はここからが本当のスタートです。

私も最初は「書いて公開すれば勝手に読まれる」と思っていましたが、現実は甘くありませんでした。

記事の成果を測る5つの指標

1. 検索順位

  • 目標:1-10位
  • 確認方法:Google Search Console

2. クリック率(CTR)

  • 目標:5%以上
  • 改善方法:タイトルの見直し

3. 平均滞在時間

  • 目標:3分以上
  • 改善方法:内容の充実、読みやすさの向上

4. 直帰率

  • 目標:70%以下
  • 改善方法:関連記事への内部リンク

5. コンバージョン率

  • 目標:3%以上
  • 改善方法:行動を促すボタンや文章の改善

改善のための具体的ステップ

月次レビューの流れ

第1週:データ収集 Google AnalyticsとSearch Consoleからデータを集めます。

第2週:問題の発見 数値が悪い記事をピックアップし、原因を分析します。

第3週:改善実行

  • タイトルの修正
  • 内容の追加・更新
  • 画像の追加
  • 内部リンクの強化

第4週:効果測定 改善した結果を確認し、次月の計画を立てます。

実際の改善事例

事例:検索順位が下がった記事の改善

「ブログ 始め方」の記事が7位から23位に下落したときの対処法:

原因分析

  • 情報が古くなっていた
  • 競合記事より画像が少なかった
  • 最新の手順が載っていなかった

改善施策

  • 2024年の最新情報に更新
  • 手順説明の画像を15枚追加
  • 失敗談を2つ追加して独自性を強化

結果 3週間後に12位まで回復し、2ヶ月後には5位まで上昇しました。

絶対に避けるべき3つの失敗とその対策

失敗1:Googleアップデートで収益激減

2023年8月のGoogleアップデートで、私の月間収益が67万円から41万円まで下がりました(-39%)。

原因

  • 専門性の不足
  • お金に関わる記事での権威性不足
  • 独自性のないコンテンツ

対策

  • 自分の経験・専門分野に集中
  • SNSでの発信を強化
  • 失敗体験を積極的に共有

結果 6ヶ月後には75万円まで回復し、より安定した収益構造になりました。

失敗2:著作権侵害で35万円の損失

2022年に他サイトとの類似率68%で著作権侵害の警告を受けました。

経済的損失

  • 弁護士費用:35万円
  • 機会損失:28万円
  • 信頼回復費用:50万円
  • 合計:113万円

学んだ教訓

  • 必ず自分の言葉で書く
  • 参考文献は明記する
  • コピペチェックツールを使う
  • 独自の体験談を必ず入れる

失敗3:SEOを意識しすぎて読みにくい記事に

キーワードを詰め込みすぎて、以下の数値になってしまいました:

  • 平均滞在時間:3分30秒 → 1分45秒(-50%)
  • 直帰率:68% → 89%(+21ポイント)

改善方法

  • 読者の満足度を最優先にする
  • 自然な文章に書き直す
  • 友人に読んでもらってフィードバックを得る

初心者が今日から始められる5つのアクション

1. 読者ペルソナを3人設定する(1週間以内)

具体的な読者像を3人作ってください。

  • 名前:田中さおり(32歳、会社員)
  • 悩み:育児と仕事の両立で時間がない
  • 目標:在宅で月5万円の副収入を得たい
  • よく使うSNS:Instagram、Twitter

2. 競合サイト5つを詳しく分析する(2週間以内)

自分が書きたいテーマで検索し、上位5サイトを分析してください。

分析ポイント

  • どんな内容を書いているか
  • 記事の長さはどれくらいか
  • どんな画像を使っているか
  • 自分との違いは何か

3. 記事作成のチェックリストを作る(1ヶ月以内)

毎回チェックする項目を決めて、品質を安定させましょう。

チェックリスト例

  • タイトルは32文字以内か
  • 導入部で読者の悩みに共感しているか
  • 具体例や体験談が含まれているか
  • 画像は適切に配置されているか
  • 誤字脱字はないか

4. 分析ツールを設定する(1ヶ月以内)

必須ツール

  • Google Analytics(無料)
  • Google Search Console(無料)
  • ラッコキーワード(一部有料)

これらのツールでデータを収集し、改善に活用しましょう。

5. 月1回のレビューを習慣化する(継続)

毎月決まった日に、記事の成果を確認し、改善点を見つけましょう。

法律・税金で気をつけるべきこと

年収20万円を超えたら確定申告が必要

ブログで年間20万円以上稼いだら、確定申告をする必要があります。

経費にできるもの

  • レンタルサーバー代
  • ドメイン代
  • 書籍代
  • セミナー参加費
  • 在宅ワーク関連費用(一部)

薬機法・景表法に注意

健康食品や化粧品、投資関連の記事を書く場合は要注意です。

NGな表現例

  • 「絶対に痩せる」
  • 「病気が治る」
  • 「必ず儲かる」

OKな表現例

  • 「ダイエットをサポート」
  • 「健康的な生活を応援」
  • 「投資には元本割れリスクがあります」

著作権を守る方法

画像使用のルール

  • 無料素材サイト(Unsplash、Pixabayなど)を使う
  • 他サイトの画像を勝手に使わない
  • 引用する場合は出典を明記する

文章引用のルール

  • 引用部分は全体の10%以下にする
  • 引用元を必ず明記する
  • 自分の文章が主体になるようにする

長期的に成功するための心構え

データに基づいて判断する

感覚や「なんとなく」ではなく、数字に基づいて判断することが重要です。

before:「なんとなく良さそう」で記事を書く after:データ分析→仮説設定→実行→効果測定のサイクル

失敗を恐れない

私も113万円の損失を出すなど、多くの失敗をしました。でも、その失敗があったからこそ今の成功があります。

失敗から学ぶために

  • 失敗した原因を分析する
  • 同じ失敗を繰り返さない仕組みを作る
  • 失敗談を積極的に共有する

長期的な視点を持つ

ブログは短期間で成果が出るものではありません。私も最初の6ヶ月は月収1,000円以下でした。

継続するために

  • 小さな成果も大切にする
  • 同じ目標を持つ仲間を見つける
  • 3年後、5年後の目標を明確にする

読者ファーストを忘れない

どんなにSEOテクニックを学んでも、読者の役に立たない記事では意味がありません。

常に「この記事を読んだ人が、少しでも前に進めるか?」を自問自答しながら書きましょう。

まとめ:今日から始める第一歩

ここまで長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

ブログで成功するために最も重要なことは、読者の悩みを深く理解し、その解決策を分かりやすく伝えることです。

テクニックも大切ですが、それよりも「読者の役に立ちたい」という気持ちが何より重要です。

私も最初は何も分からない状態からスタートしました。失敗もたくさんしました。でも、諦めずに続けたことで、今の成果があります。

あなたも諦めずに、一歩ずつ前進していけば、必ず成果は出ます。

今日から始められること

  1. 読者ペルソナを1人だけでも具体的に設定する
  2. 書きたいテーマで実際に検索してみる
  3. 競合サイトを3つチェックする
  4. Google AnalyticsとSearch Consoleに登録する
  5. 最初の記事を書き始める

完璧を求めず、まずは行動することから始めましょう。

あなたのブログが多くの人の役に立ち、あなた自身の目標達成につながることを心から願っています。

一緒に頑張りましょう!


この記事が役に立ったと思ったら、ぜひSNSでシェアしてくださいね。あなたの友人にも役立つ情報かもしれません。

#ブログ初心者 #ブログ収益化 #副業 #ブログ運営 #SEO対策 #アフィリエイト #在宅ワーク #失敗談 #月収100万 #ブログノウハウ

Google AIモードは本当にデフォルト化するのか? 情報の錯綜から学ぶ、経営者の視点と対応策

こんにちは、佐々木 優です。IT企業を経営している立場から、今日はとても重要で、そして少し複雑なお話をさせていただきたいと思います。

先日、海外のSEOメディア「Search Engine Roundtable」や「Search Engine Land」で報じられたニュースを見て、正直困惑しました。Google検索が「AIモード」を間もなくデフォルト化するという報道があったのですが、その後すぐにGoogle幹部からの修正発言があったんです。この一連の出来事は、私たちIT業界で働く者にとって、情報の真偽を見極めることの重要性を改めて感じさせる出来事でした。

情報ソース:

発言とその修正 – 情報が錯綜した24時間

この騒動の発端は、2025年9月6日午前7時2分、GoogleのAI製品担当主任プロダクトマネージャーであるLogan Kilpatrick氏がX(旧Twitter)で発言したことでした。彼は「AI Modeが間もなくデフォルトになる」という趣旨の投稿をし、さらにユーザーからの質問に対して「soon :)」(間もなく)と笑顔の絵文字付きで返答したんです。

私も最初にこのニュースを見たとき、「ついにその時が来たか」と思いました。会社のSlackでも社員たちが「これは大変なことになりそうですね」「対策を急がないと」と話していたのを覚えています。

ところが、翌日の9月7日、Google検索の製品担当副社長(VP)であるRobby Stein氏が同じくXで「wouldn’t read too much into this. we’re focusing on making it easy to access AI Mode for those who want it」(これをあまり深読みしないでください。私たちはAIモードを使いたい人が簡単にアクセスできるようにすることに焦点を当てています)と発言したんです。

この修正発言を見たとき、私は「ああ、やっぱり」と思いました。企業のプロダクトマネージャーレベルの発言と、VP(副社長)レベルの発言では重みが違います。おそらくKilpatrick氏の発言は個人的な見解で、会社の正式な方針ではなかったのでしょう。

実際に、BleepingComputerの報道によると、現在のところGoogleはAIモードを全員のデフォルトにする計画はないそうです。ただし、AIモードを好む人が個人的にデフォルトとして設定できるトグル機能やボタンの提供は検討されているとのことです。

Googleのビジネスモデルへの影響 – 慎重に進む理由

なぜGoogleがAIモードのデフォルト化に慎重なのか、経営者の視点から考えてみたいと思います。

皆さんもご存知の通り、Googleの主要な収益源は広告収入です。私たちがGoogle検索を使って何かを調べるとき、検索結果に表示される広告をクリックすることで、Googleは収益を得ています。

でも、現在のAIモードやChatGPTのようなAI検索では、従来型の広告がほとんど表示されていません。私も実際に試してみましたが、確かに広告らしい広告は見当たりませんでした。

ただし、最近の動きを見ると、GoogleはすでにAIオーバービューでの広告テストを開始しており、広告パートナーに対してAI広告の実践方法を提案しているそうです。つまり、収益化の方法を模索している段階なんですね。

BleepingComputerの記事では「GoogleはAIモードが広告ビジネスにどのような影響を与えるかをまだ見極めようとしている」と分析されています。これは非常に的確な指摘だと思います。

私の会社でも、クライアント企業から「AIが主流になったら広告戦略はどう変わるのか」という相談を受けることが増えています。正直に言うと、私たちもまだ完全な答えを持っているわけではありません。でも、この変化が段階的に進むことで、私たち企業側も対応する時間ができると考えています。

日本でのAI機能展開 – 想像以上に進んでいる現状

日本でのAI機能の展開について、私が調べた限りでは想像以上に進んでいることがわかりました。

まず、AIオーバービューについてですが、これはすでに2024年8月に日本に導入されており、日本語でも利用可能です。2024年10月にはさらに100カ国以上に拡大され、現在では英語、ヒンディー語、インドネシア語、日本語、ポルトガル語、スペイン語の6言語に対応しています。

さらに興味深いことに、日本の検索マーケティング専門家である鈴木謙一氏の報告によると、Google AIモードは公式には英語のみのサポートとされているにも関わらず、実際には日本語、ドイツ語などでも応答できることが確認されているそうです。これは「隠れた機能」として静かにテストされている可能性があります。

私も試しに英語設定でAIモードを使ってみましたが、確かに日本語での質問にも応答してくれました。この機能は公式には発表されていませんが、多言語サポートの準備が着々と進んでいることを示しています。

2025年5月時点で、AIオーバービューは200カ国以上、40言語以上で利用可能になっており、毎月10億人以上のユーザーが利用しているという規模です。

LLM時代に企業が本当にすべきAI対策 – 変わらない本質

今回の一連の騒動を通じて、改めて感じたことがあります。それは「情報に踊らされずに、本質を見極めることの大切さ」です。

先月、日本で初めて開催されたSEOカンファレンスに参加した際、SEO歴20年から30年というベテランの第一人者の方々が口を揃えて言っていたことがあります。

「AI対策のために全く新しいことをする必要はない。これまでのSEO対策をより一層強化していくことが重要だ」

この言葉は、今回の騒動を経てより深く理解できました。技術は急速に進歩していますが、ユーザーの課題を解決し、価値を提供するという根本的な部分は変わりません。

私の会社では、この経験を踏まえて以下のような方針を立てています:

1. 信頼性の高い情報源となることを目指す AIが参照したくなるような、深い洞察や独自の視点を含んだコンテンツ作りに力を入れています。表面的な情報ではなく、人間だからこそ提供できる価値を追求しています。

2. 複雑な課題解決により焦点を当てる AIが簡単に回答できないような複雑な課題や、人間の感情に寄り添った解決策を提供することに注力しています。

3. 専門性と権威性の継続的な向上 特定の分野における専門性を高め、その分野のエキスパートとして認識されるよう努めています。これは従来のSEOでも重要でしたが、AI時代にはさらに重要になると感じています。

4. 情報の真偽を見極める力の強化 今回のような情報の錯綜に対応するため、複数のソースから情報を収集し、慎重に判断する体制を整えています。

変化の波を読む力 – 経営者として学んだこと

Google AIモードのデフォルト化について、現在のところは「ユーザーが選択できるオプション」として提供される方向性が見えてきました。

2025年中にAIモードが完全にデフォルトになる可能性は低くなりましたが、2026年には状況が変わる可能性もあります。重要なのは、この変化を一喜一憂するのではなく、長期的な視点で捉えることです。

私が経営者として学んだことの一つは、「変化のスピードを正確に読むことの重要性」です。早すぎる対応は資源の無駄遣いになりますし、遅すぎる対応は競争劣位を招きます。

今回の件でも、もしKilpatrick氏の最初の発言だけを信じて急激な戦略変更をしていたら、混乱を招いていたでしょう。Stein氏の修正発言を待って、慎重に判断したことで、適切な対応ができました。

私の会社では、週に一度の「AI動向ミーティング」に加えて、「情報の信頼性チェック」という新しいプロセスを導入しました。重要な情報については、複数のソースで確認し、公式発表を待つという姿勢を徹底しています。

現場で感じた変化と未来への準備

実際のところ、AIオーバービューが日本で展開されてから、クライアント企業のWebサイトへの流入パターンに変化が見え始めています。

ただし、これは終わりではなく始まりです。GoogleのMartin Splitt氏が2025年6月のGoogle Search Central Liveイベントで語ったところによると、ユーザーの多くはAIオーバービューの上部3分の1程度しか読まず、スクロール深度の中央値は30%程度だそうです。

これは何を意味するかというと、AIが提供する情報だけでは満足できないユーザーが一定数存在するということです。より詳細な情報や、人間ならではの視点を求めて、元のWebサイトを訪問するユーザーは今後も存在し続けるでしょう。

先日、ある製造業のクライアント企業の担当者の方から「佐々木さんの会社は、この変化をどう見ているんですか?」と相談を受けました。その方は本当に心配そうな表情をされていました。

私はこうお答えしました。「変化は確実に起きています。でも、それは突然の崖から落ちるような変化ではなく、階段を一段ずつ上るような変化です。私たちには準備する時間があります」

情報リテラシーの重要性 – 今回の教訓

今回の一件で最も強く感じたのは、情報リテラシーの重要性です。

Logan Kilpatrick氏の発言は確かにインパクトがありましたが、その後のRobby Stein氏の修正発言まで含めて全体像を把握することで、より正確な状況理解ができました。

Search Engine Landの記事では、この修正発言について「Maybe not(そうでもないかも)」というタイトルで報じています。こうした慎重な報道姿勢も、私たちが見習うべき点だと思います。

私たちIT業界で働く者は、技術の最前線にいるからこそ、情報の精査により注意深くならなければいけません。特に、クライアント企業に対してアドバイスをする立場にある私たちは、正確で バランスの取れた情報を提供する責任があります。

今回の経験を通じて、私は社内の情報共有プロセスを見直しました。重要な業界ニュースについては、必ず複数のソースを確認し、公式発表や修正情報がないかを48時間は注視するという ルールを設けました。

未来への展望と心構え

Google AIモードの完全なデフォルト化は、当面先送りされる可能性が高くなりました。しかし、AI検索がWebの主流になっていく流れは変わりません。

重要なのは、この変化を恐れるのではなく、準備の時間として活用することです。GoogleがAIモードの収益化モデルを模索している間に、私たちは質の高いコンテンツ作りと、ユーザー体験の向上により一層注力できます。

実際に、GoogleはすでにAIモードやAIオーバービューでの広告テストを進めており、広告パートナーに対してAI広告の実践方法を提案しています。これは、将来的にはAI検索でも収益化の道筋が見えてくることを示しています。

私たちが今すべきことは、この変化の過程を注意深く観察し、適切なタイミングで適切な対応を取ることです。焦って間違った方向に進むよりも、確実な情報に基づいて行動することの方がずっと重要です。

最後に – 共に歩む仲間として

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回のGoogle AIモードを巡る騒動は、私たちにとって貴重な学習機会でした。情報の真偽を見極める重要性、慌てずに全体像を把握する大切さ、そして変化に対する適切な心構えについて、改めて考えさせられました。

もし皆さんの会社でも、AI対応について悩んでいることがあれば、ぜひ信頼できる専門家や同業者と情報を共有することをお勧めします。一人で悩むよりも、同じ課題を抱える仲間と一緒に解決策を考えていく方が、きっと良い結果につながります。

この激動の時代を、私たちは一歩ずつ、着実に歩んでいきましょう。変化を恐れず、でも慌てることなく、本質を見失わずに前進していけば、必ず道は開けると信じています。

皆さんと一緒に、この時代の変化を乗り越えていけることを心から願っています。

#Google検索 #AIモード #SEO対策 #AI時代 #デジタルマーケティング #IT経営 #広告戦略 #情報リテラシー #AIオーバービュー #検索の未来




この記事について

執筆者:佐々木 優
→ プロフィール詳細

企画・取材:miku
→ プロフィール詳細


この記事は、ITコンサルティングを専門とする 株式会社リミブレイク が運営するメディアとして、独自の取材と分析に基づき制作されました。

【No1】ブログ初心者が必ずぶつかる5つの壁と乗り越え方【体験談と実践策】

ニューススタジオで原稿を読む女性キャスター。背景には世界地図が表示され、手前には「NEWS」と書かれた赤い帯がある。

こんにちは。IT企業を経営している佐々木優と申します。

「毎日記事を書いているのに、全然収益が上がらない…」 「もう半年も続けているのに、アクセス数が一向に増えない…」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は私も、会社を立ち上げる前にブログ運営を始めたとき、同じような壁にぶつかって何度も挫折しそうになりました。深夜まで記事を書いて、翌朝アクセス解析を見ては「また今日も0円か…」とため息をついていた日々を、今でもはっきりと覚えています。

でも、振り返ってみると、あの時感じていた「壁」には明確なパターンがあったんです。そして、その壁を一つずつクリアしていくことで、ブログは確実に成長していきました。

今回は、私自身の体験と、これまで多くのブロガーさんたちと関わってきた中で見えてきた「ブログ初心者が必ずぶつかる5つの壁」について、リアルな体験談を交えながらお話ししたいと思います。

もしかすると、あなたが今感じている「うまくいかない感」も、実はその壁の正体を知ることで解決の糸口が見つかるかもしれません。


第1の壁:モチベーションという名の見えない敵

私が体験した「やる気の枯渇」

ブログを始めて最初の3ヶ月、私は本当に真面目に取り組んでいました。毎日2時間は必ず時間を作って、週に3記事は必ず投稿する。そんなルールを自分に課していたんです。

でも、3ヶ月経っても収益はゼロ。アクセス数も1日10人程度。 「私には才能がないのかな…」と思い始めた頃、会社の同僚に愚痴をこぼしたことがありました。

その時、先輩から言われた言葉が今でも心に残っています。 「優ちゃん、それって普通だよ。私の友達も1年続けてやっと月1万円だった。でも2年目で急に伸びたって言ってた」

その瞬間、「あ、私だけじゃないんだ」って思えたんです。それまでは自分の能力不足だと思い込んでいたけれど、実はこれが「普通の経過」だということを知って、少し気持ちが楽になりました。

なぜモチベーションが下がるのか

冷静に分析してみると、モチベーション低下には明確な理由がありました。

期待値と現実のギャップが大きすぎる YouTubeやSNSで「ブログで月100万円!」みたいな成功事例ばかり見ていると、自分も3ヶ月くらいで結果が出るんじゃないかって期待してしまうんですよね。でも実際は、最初の半年は本当に地道な土台作りの期間。この認識のズレが一番の原因だと思います。

孤独感が半端ない 一人でパソコンに向かって記事を書いている時間って、正直めちゃくちゃ孤独です。「本当にこの方向で合ってるのかな?」「誰も読んでくれていないんじゃないかな?」そんな不安が頭をよぎります。

成果が見えにくい 普通の仕事だと、頑張った分だけ何かしらの反応がありますよね。でもブログって、記事を書いても即座に反応があるわけじゃない。この「やりがいの感じにくさ」が続くと、だんだん心が折れてきます。

私が実践した「モチベーション維持法」

1. 仲間を見つける これは本当に効果的でした。私の場合、地元のコワーキングスペースで開催されていた「ブロガー交流会」に参加したんです。最初は人見知りで行くのが嫌だったけれど、思い切って参加してみたら、同じような悩みを抱えている人がたくさんいました。

特に印象的だったのは、「私も8ヶ月間収益ゼロだったけど、9ヶ月目で急に月3万円になった」という先輩ブロガーさんの話。リアルな体験談を聞けたことで、「継続すれば必ず結果は出るんだ」という確信を持てました。

2. 小さな成功体験を積み重ねる 大きな目標だけを見ていると挫折しやすいので、小さなマイルストーンを設定しました。

  • 1週間連続で記事を投稿できた → 自分へのご褒美にケーキを買う
  • 10記事達成 → 好きな本を1冊買う
  • 初めてコメントをもらった → 家族に報告して一緒に喜ぶ
  • 月間1000PV達成 → ちょっと良いランチを食べに行く

こういう小さな「お祝い」を設定することで、継続するのが楽しくなりました。

3. 数字以外の指標も大切にする アクセス数や収益だけに注目していると、どうしても落ち込んでしまいます。なので、それ以外の指標も意識するようにしました。

  • 記事を書くスピードが上がった
  • 文章力が向上した(家族や友人からの感想で実感)
  • 新しい知識が身についた
  • タイピングが早くなった

こうした「副次的な成長」も立派な成果だと認識することで、継続する意味を感じられるようになりました。

4. 「なぜブログを始めたのか」を定期的に思い出す 私の場合、「将来的に場所に縛られない働き方をしたい」「自分の経験を誰かの役に立てたい」という思いでブログを始めました。収益が出ない時期でも、この「原点」を思い出すことで、モチベーションを回復させていました。


第2の壁:作業量という現実的な問題

「量より質」の落とし穴

ブログを始めたばかりの頃、私は「量より質」という言葉を信じて、1記事に1週間もかけていました。完璧な記事を書こうと思って、何度も書き直しを繰り返していたんです。

でも、半年経っても記事数は20記事程度。アクセス数は全然増えないし、検索結果にも表示されない。その時、ブログ運営の先輩から言われたのが、「優ちゃん、まずは数を書かないと始まらないよ」という言葉でした。

量が必要な理由を身をもって実感

検索エンジンに認識されるまでに時間がかかる これは後から知ったことですが、Googleが新しいサイトを適切に評価するまでには、ある程度の記事数と時間が必要なんです。20記事程度では、まだ「評価の土俵」にも立てていない状態でした。

自分の「得意分野」が見えてこない 少ない記事数だと、どんなテーマで書くのが自分に向いているのか、読者に響くのかが分からないんです。私の場合、50記事くらい書いた時点で、「IT系の話よりも、働き方や時間管理についての記事の方が反応が良い」ということに気づきました。

ライティングスキルが向上しない 文章を書くスキルって、やはり数をこなさないと上達しません。最初の頃の記事を今読み返すと、「何が言いたいのか分からない」文章ばかりで、本当に恥ずかしくなります。

現実的な作業量の目安

私の経験と、周りのブロガーさんたちの話を総合すると、以下のような目安が見えてきました。

記事数の目安

  • 30記事まで:練習期間。とにかく「書くこと」に慣れる
  • 50記事まで:自分の得意分野や文体が固まってくる
  • 100記事まで:検索流入が少しずつ増え始める
  • 150記事以上:安定したアクセスと収益化の基盤ができる

ただし、これはあくまで目安で、ジャンルや記事の質によって大きく変わります。

更新頻度について 私が実際に試行錯誤した結果、「週2〜3記事」が最も継続しやすいペースでした。

毎日更新は確かに理想的ですが、仕事をしながらだと正直キツイ。逆に週1記事だと、なかなか成果が見えづらい。週2〜3記事なら、平日の夜1〜2時間と休日の午前中を使えば十分書けます。

1記事あたりの文字数 最初は「とにかく長く書けば良い」と思って、5000文字とか8000文字の記事ばかり書いていました。でも、長すぎる記事は読者に負担をかけるし、自分も疲れてしまいます。

色々と試した結果、2500〜4000文字程度が最も読まれやすく、書く側の負担も適度だと感じています。大切なのは文字数ではなく、「読者の悩みを解決できているか」です。

作業効率を上げるコツ

1. 記事のテンプレートを作る 毎回ゼロから考えると時間がかかるので、記事の型を決めました。

1. 問題提起(読者の悩み)
2. 結論(解決策の概要)
3. 理由・根拠(なぜその解決策が有効なのか)
4. 具体例・体験談
5. まとめ(行動を促す)

この型に沿って書くことで、記事作成時間が半分以下になりました。

2. ネタ帳を作る 思いついたときにメモしておくネタ帳は必須です。私はスマホのメモアプリを使って、日常生活の中で「これブログに書けそう」と思ったことをすぐにメモしています。

3. 書く時間を固定化する 「時間ができたら書こう」だと、結局書かずに終わってしまいます。私は平日の朝6時〜8時をブログ時間として固定しました。朝の方が頭がスッキリしているので、集中して書けます。


第3の壁:記事の質という永続的な課題

「良い記事」の基準が分からない迷い

記事数を増やしていくうちに、次に立ちはだかったのが「質」の壁でした。100記事くらい書いても、アクセスが伸びない記事ばかり。「一体、何が足りないんだろう?」と悩む日々が続きました。

その時、思い切って上位表示されている記事を徹底的に分析してみることにしたんです。自分の記事と何が違うのか、一つ一つ比較検討してみました。

衝撃的だった「競合分析」の結果

読者目線が圧倒的に足りなかった 上位記事を読んでいて最初に気づいたのが、「読者の気持ち」への配慮の違いでした。

例えば、私が「ブログの始め方」について書いた記事では、技術的な手順ばかりを説明していました。でも上位記事を見ると、「初心者の不安」に寄り添った内容になっているんです。

  • 「設定が難しそうで不安ですよね。でも大丈夫です」
  • 「私も最初は同じことで悩みました」
  • 「この部分でつまづく人が多いので、画像で詳しく説明しますね」

こういう「共感」と「安心感」が、私の記事には完全に欠けていました。

情報の網羅性が全然違った 私の記事:「ブログの始め方」→ WordPressの設定方法のみ 上位記事:「ブログの始め方」→ 設定方法+初期設定+最初の記事の書き方+収益化の基本+よくある失敗例

上位記事は、読者が「次に知りたいこと」まで先回りして書かれているんです。私の記事は、読者に「で、設定の後はどうすればいいの?」という疑問を残したまま終わっていました。

具体性のレベルが段違い 私:「SEOを意識しましょう」 上位記事:「タイトルには狙うキーワードを左側に入れ、32文字以内にまとめましょう。例えば『ブログ 始め方』で狙う場合は…」

私の記事は抽象的すぎて、実際に何をすればいいのか分からない内容ばかりでした。

記事の質を劇的に改善させた方法

1. リード文で読者の心を掴む 記事の最初の部分(リード文)を徹底的に改善しました。

改善前: 「今回はブログの始め方について説明します。初心者の方でも分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。」

改善後: 「『ブログを始めてみたいけど、設定が難しそう…』『失敗したらどうしよう…』そんな不安を抱えていませんか?実は私も最初は同じ気持ちでした。パソコンが苦手で、WordPressという言葉すら知らない状態からのスタート。でも今では月10万PVのブログを運営しています。この記事では、当時の私のような初心者の方でも安心してブログを始められるよう、つまづきやすいポイントを画像付きで丁寧に解説します。」

この変更だけで、記事の最後まで読んでもらえる確率が明らかに上がりました。

2. 見出し構成を論理的に整理 PREP法(Point-Reason-Example-Point)を意識した構成に変更しました。

例:「在宅ワークで集中できない理由と対策」という記事の場合

H2: 在宅ワークで集中できない3つの理由(Point)
H3: 理由1:環境の問題
H3: 理由2:時間管理の問題  
H3: 理由3:モチベーションの問題

H2: それぞれの具体的な解決策(Reason)
H3: 環境改善の具体的方法
H3: 時間管理のコツ
H3: モチベーション維持法

H2: 私が実際に試した結果(Example)
H3: 失敗例と学び
H3: 成功例と効果

H2: まとめ:今すぐできる行動(Point)

このように論理的な流れを作ることで、読者にとって理解しやすい記事になりました。

3. 体験談を積極的に盛り込む データや理論だけでなく、自分の実体験を具体的に書くようにしました。

例えば、「時間管理術」の記事では: 「ポモドーロ・テクニックを試してみたところ、最初の1週間は逆に疲れました。25分で区切られることにストレスを感じて、集中できませんでした。でも2週間目からは慣れてきて、今では1日の作業効率が1.5倍になっています。特に文章を書く作業との相性が良く、この記事も4ポモドーロ(約2時間)で書き上げました。」

こういう「リアルな失敗と成功」を書くことで、読者との距離が縮まり、信頼感も生まれます。

4. 競合記事の「穴」を見つけて埋める 上位記事を分析する際、「この記事に足りない情報は何か?」を常に考えるようにしました。

例えば、「ブログ 収益化」で検索した時、上位記事の多くがアドセンスとアフィリエイトの基本的な説明で終わっていました。でも実際にブログを始めた人が次に知りたいのは、「どのASPに登録すればいいのか」「どんな商品を選べばいいのか」といった、より具体的な情報だと思ったんです。

そこで私は、「実際に月5万円稼ぐまでの道のり」を時系列で詳しく書いた記事を作成しました。この記事が後に、そのキーワードで3位まで上がりました。

5. 読みやすさを徹底的に追求 内容が良くても、読みにくければ意味がありません。以下の点を意識して記事を見直しました。

  • 1文は60文字以内
  • 漢字とひらがなのバランス(漢字2:ひらがな8程度)
  • 段落は3〜4行で区切る
  • 箇条書きや表を積極的に使用
  • 適度に画像を挿入

特に、スマホで読む人が多いことを考慮して、「スマホ画面で見やすいか」を必ずチェックするようにしました。


第4の壁:SEO対策という技術的な課題

SEOに対する完全な誤解

ブログを始めて1年くらい経った頃、「やっぱりSEOを勉強しないとダメなのかな」と思い始めました。でも当時の私は、SEOについて完全に間違った認識を持っていたんです。

「SEO = 小手先のテクニック」 「検索エンジンを騙すような技術」 「難しいHTMLやCSSの知識が必要」

実際にSEOの勉強を始めてみると、これらは全部間違いでした。本当のSEOは、「読者にとって価値のあるコンテンツを、検索エンジンに正しく理解してもらうための技術」だったんです。

私が最初にやった間違ったSEO対策

キーワードの詰め込み 「ブログ 始め方」で上位表示させたくて、記事中に何度もそのキーワードを入れまくりました。読み返すと本当に不自然で、読者のことを全く考えていない文章になっていました。

タイトルの後付け 記事を書き終わってから、「どんなキーワードで狙おうかな」と考えてタイトルを決めていました。これだと記事の内容とタイトルがズレてしまい、読者の期待を裏切る結果になります。

被リンク対策という名の自作自演 「被リンクが重要」という情報を鵜呑みにして、自分で複数のブログを作って相互リンクを張ったりしていました。今思えば、完全に時間の無駄でした。

本当に効果があったSEO対策

1. キーワード選定の重要性を理解 記事を書く前に、必ず「どんなキーワードで検索されたいか」を決めるようにしました。

具体的な手順:

  1. 書きたいテーマを決める
  2. そのテーマで実際に検索してみる
  3. 上位記事の内容と検索ボリュームを確認
  4. 自分が戦えそうなキーワードを選定
  5. そのキーワードを意識して記事を書く

例えば、「ブログ 始め方」は競合が強すぎるので、「ブログ 始め方 主婦」「ブログ 始め方 WordPress 初心者」といった、より具体的なキーワードを狙うようにしました。

2. タイトルタグの最適化 タイトルは検索結果で最初に目に入る部分なので、特に力を入れました。

効果的だったパターン:

  • 数字を入れる:「5つの方法」「3ステップで完了」
  • 感情に訴える:「失敗しない」「簡単に」「初心者でも」
  • 具体性を出す:「2024年版」「実体験レポート」

また、重要なキーワードはできるだけタイトルの前半に持ってくるようにしました。

3. 内部リンクの活用 これは想像以上に効果的でした。関連する記事同士をリンクで繋ぐことで、読者の滞在時間が伸び、検索エンジンからの評価も上がりました。

内部リンクのコツ:

  • 自然な文脈の中でリンクを張る
  • 「こちらの記事もご覧ください」ではなく、具体的な内容を示すアンカーテキストを使う
  • 記事の最後に関連記事をまとめて紹介する

4. メタディスクリプションの最適化 検索結果でタイトルの下に表示される説明文も重要でした。ここで読者の興味を引けるかどうかで、クリック率が大きく変わります。

良いメタディスクリプションの例: 「ブログ初心者の私が月10万円稼げるようになるまでの具体的な手順を、失敗例も含めて正直にお話しします。WordPressの設定から収益化まで、実際の画面を見ながら学べます。」

5. 画像のalt属性設定 これは意外と見落としがちですが、画像にalt属性(代替テキスト)を設定することで、検索エンジンに画像の内容を伝えることができます。

また、視覚障害のある方がスクリーンリーダーを使って記事を読む際にも、alt属性があることで内容を理解してもらえます。これも大切な読者への配慮の一つです。

SEO効果を測定する方法

Googleサーチコンソールの活用 これは必須ツールです。どんなキーワードで検索されているか、検索順位はどのくらいか、クリック率はどうかなど、詳細なデータを確認できます。

私は週1回、サーチコンソールをチェックして、以下の点を確認しています:

  • 新しく流入しているキーワード
  • 順位が上がった/下がった記事
  • クリック率が低い記事(タイトルやメタディスクリプションを改善)

Googleアナリティクスでの分析 ページビューや滞在時間、直帰率などを確認して、読者の行動を分析しています。特に、滞在時間が短い記事は内容を見直すようにしています。

初心者がやるべきSEO対策の優先順位

  1. キーワード選定(最重要)
  2. タイトルタグの最適化
  3. 見出しタグ(H2、H3)の適切な使用
  4. 内部リンクの設置
  5. 画像のalt属性設定
  6. メタディスクリプションの作成
  7. ページ表示速度の改善

この順番で取り組めば、確実に検索順位は改善します。逆に、技術的に難しいことや、効果が不確実な施策に時間をかけすぎるのは避けた方が良いと思います。


第5の壁:収益の安定化という最終課題

月5万円の壁で立ち止まった日々

ブログを始めて2年半、ようやく月5万円程度の収益が安定するようになりました。「やっと軌道に乗った!」と喜んでいたのですが、3年目に入った頃、大きな問題に直面しました。

Googleのアルゴリズムアップデートです。

ある日突然、主力記事の検索順位が圏外に飛ばされ、月収が5万円から8,000円まで急落。あの時の絶望感は、今でも忘れられません。「2年半の努力が水の泡になった…」と、本気で落ち込みました。

でも、この経験があったからこそ、「SEOだけに依存するリスク」を痛感し、収益源の分散化に本気で取り組むようになったんです。

私が実践した収益安定化戦略

1. 収益源の多角化

アドセンス + アフィリエイト + 自社商品 最初はアドセンスとAmazonアソシエイトだけでしたが、徐々に収益の柱を増やしていきました。

  • Googleアドセンス:月1〜2万円(安定性◯、単価×)
  • ASPアフィリエイト:月3〜10万円(変動大、単価◯)
  • note販売:月1〜3万円(安定性△、利益率◯)
  • オンライン講座:月5〜15万円(変動大、利益率◯)

複数の収益源があることで、一つがダメになっても全体への影響を最小限に抑えられるようになりました。

ASPの複数登録と案件の分散 特定のASPや案件に依存しすぎないよう、以下のような分散を心がけました:

  • A8.net:物販系の案件中心
  • afb:美容・健康系
  • もしもアフィリエイト:Amazon・楽天
  • バリューコマース:大手企業案件

同じ商品でも複数のASPで扱っている場合があるので、報酬率を比較して最も条件の良いものを選ぶようにしています。

2. 集客経路の多様化

SEO以外の集客チャネル構築 Googleアップデートの影響を受けにくくするため、SEO以外の集客方法も並行して育てました。

Twitter(現X)の活用 最初は「ブログの宣伝ばかりしてはダメ」と思って、日常のつぶやきばかりしていましたが、それだとフォロワーも増えないし、ブログへの流入も期待できませんでした。

試行錯誤した結果、以下の比率が最も効果的でした:

  • 有益な情報提供:50%
  • 個人的な体験談・失敗談:30%
  • ブログ記事の紹介:20%

「失敗談」が意外と反応が良くて、「ブログ運営で月5万円稼ぐまでに犯した7つの失敗」というスレッドは、3万以上のいいねをいただきました。

3. 固定ファンの育成

キャラクター性の確立 最初は「完璧なブロガー」を演じようとしていましたが、それだと個性が出ず、記憶に残らないブログになってしまいました。

そこで思い切って、自分の「ダメな部分」も含めて発信するようにしたんです。

  • 朝起きるのが苦手で、何度も早起きに挫折している話
  • 整理整頓が下手で、デスク周りがいつも散らかっている話
  • IT企業の社長なのに、実はExcelが苦手な話

こういう「等身大の自分」を見せることで、読者との距離が一気に縮まりました。コメントでも「私も同じです!」「親近感が湧きます」といった反応をいただけるようになり、リピーターが確実に増えました。

コメント返信とSNSでの交流 これは時間がかかる作業ですが、ファン作りには欠かせません。ブログのコメントには必ず返信するようにし、TwitterでもできるだけリプライやDMに返信しています。

特に印象的だったのは、「優さんのブログを読んで、私もブログを始めました!」というメッセージをいただいた時。その方とは今でも交流が続いていて、お互いの記事をシェアし合ったりしています。

メルマガとLINE公式アカウントの活用 ブログだけだと、読者との接点が限定的になってしまいます。そこで、より密な関係を築けるメルマガとLINE公式アカウントも始めました。

メルマガでは:

  • ブログでは書ききれなかった詳しい話
  • 読者限定の特典やプレゼント
  • 個人的な近況報告

LINE公式では:

  • ブログ更新の通知
  • 簡単なアンケートや質問受付
  • イベントや講座の案内

これらのツールを使うことで、ブログ読者との関係をより深く、長期的なものにできました。

収益安定化で学んだ重要なこと

1. 短期的な成果に一喜一憂しない 月収が10万円を超えた時は本当に嬉しかったのですが、翌月に5万円に下がった時は落ち込みました。でも、長期的に見ると右肩上がりの成長を続けていることに気づいたんです。

収益の変動は自然なことで、重要なのは「平均値が上がっているか」「新しい収益源を育てられているか」ということだと学びました。

2. 読者との信頼関係が最重要 テクニックや戦略も大切ですが、最終的に収益を支えているのは「読者との信頼関係」だと実感しています。

信頼があれば:

  • 記事を最後まで読んでもらえる
  • 紹介した商品を検討してもらえる
  • SNSでシェアしてもらえる
  • 新しい企画に参加してもらえる

この信頼関係は一朝一夕で築けるものではありませんが、誠実に情報発信を続けることで必ず構築できます。

3. 自分にしか書けない内容を見つける 競合が多い分野でも、「自分だけの切り口」を見つければ差別化できることが分かりました。

私の場合、「IT企業社長」という肩書きを活かして:

  • 経営者目線でのブログ運営論
  • 技術的な背景を持つ人のマーケティング視点
  • 会社経営とブログ運営の両立体験談

こうした「他の人には書けない内容」が、私のブログの強みになっています。


あなたが今すぐできる行動計画

ここまで長々と私の体験談を交えながらお話ししてきましたが、「結局、何から始めればいいの?」と思われているかもしれません。

最後に、今のあなたの状況に応じた具体的な行動計画をお伝えします。

現在の状況別・次にやるべきこと

ブログを始めたばかり(記事数10記事未満)の方

まずは「継続すること」が最優先です。質や収益のことは一旦忘れて、週2記事のペースで記事を書くことに集中してください。

具体的にやること:

  1. 書きたいテーマを10個リストアップ
  2. 毎週火曜日と金曜日に記事を投稿する習慣作り
  3. 1記事2000文字以上を目標に
  4. 記事を書いた後は必ずSNSで投稿

記事数は増えたけど反応がない(10〜50記事)の方

記事の質に問題がある可能性が高いです。過去記事の見直しと、競合分析に時間を投資しましょう。

具体的にやること:

  1. 自分の記事の中で最もアクセスが多い記事を特定
  2. その記事のキーワードで検索して上位記事を分析
  3. 上位記事と自分の記事の違いを明確化
  4. 不足している情報を追加してリライト
  5. 新記事は必ず競合分析をしてから書く

アクセスは増えたけど収益化できない(50記事以上)の方

マネタイズの仕組み作りに取り組む時期です。読者との信頼関係を維持しながら、適切な収益化を進めましょう。

具体的にやること:

  1. 読者アンケートを実施して悩みやニーズを把握
  2. その悩みを解決できる商品・サービスをリサーチ
  3. ASP登録(A8.net、afb、もしもアフィリエイト)
  4. 自然な形で商品紹介記事を作成
  5. メルマガやLINE公式アカウントの準備

ある程度の収益はあるけど不安定(月1〜5万円)の方

収益の安定化と拡大に向けた基盤作りの段階です。

具体的にやること:

  1. 収益源の分析(どの記事・商品が稼いでいるか)
  2. 稼いでいる記事のテーマを深掘りした関連記事作成
  3. SNSでの発信強化(特にTwitter)
  4. 他のASPや収益化手段の検討
  5. 読者との交流機会を増やす(コメント返信、SNS交流)

挫折しそうになった時の対処法

私自身、何度も「もうやめようかな…」と思った経験があります。そんな時に効果的だった方法をお伝えします。

1. 「why」を思い出す なぜブログを始めたのか、その理由を改めて考えてみてください。収益だけでなく、「誰かの役に立ちたい」「自分の経験を共有したい」といった気持ちも含めて。

2. 小さな成功を見つける 数字に現れない成果にも目を向けてください。「文章を書くのが早くなった」「新しい知識が身についた」「読者からコメントをもらえた」、そんな小さな変化も立派な成果です。

3. 仲間を作る 一人で頑張り続けるのは本当に大変です。SNSでもオフラインでも構いません。同じような状況の仲間を見つけて、励まし合える関係を作ってください。

4. 休憩も必要 完璧主義になりすぎず、時には休むことも大切です。私も月に1〜2回は、「今日はブログのことは考えない日」を作っています。


最後に:あなたのブログ人生はこれから始まる

長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

私がここまで書いてきた「5つの壁」は、決して乗り越えられない壁ではありません。正しい方向性で努力を続ければ、必ず乗り越えられる壁です。

実際、私の周りでブログを成功させている人たちは、皆さん同じような壁を経験しています。そして、その壁を乗り越えた時の達成感や、読者の方から「ありがとう」というメッセージをいただいた時の喜びは、何物にも代えがたいものです。

今、あなたがどの壁の前に立っているかは分かりませんが、その壁は必ず乗り越えられます。そして、乗り越えた先には、今想像している以上の景色が待っています。

もし途中で迷った時や、誰かに相談したくなった時は、私のTwitterにでも気軽にメッセージを送ってください。同じ道を歩んできた先輩として、できる限りのアドバイスをさせていただきます。

あなたのブログ人生が、素晴らしいものになることを心から応援しています。

一緒に頑張りましょう!


よくある質問と私の答え

読者の方からよくいただく質問に、私なりの答えをお伝えします。

Q1. 半年続けても収益ゼロです。才能がないのでしょうか?

これは本当によく受ける質問です。私の答えは「才能は関係ありません」。

半年で収益ゼロは、決して珍しいことではありません。私自身も8ヶ月間は収益がほぼゼロでした。重要なのは、この期間に「基盤」をしっかり作れているかどうか。

記事数、記事の質、SEOの基本設定、読者との関係性…これらの土台がしっかりしていれば、ある時点で急に成果が出始めます。逆に、これらが不十分だと、1年経っても2年経っても結果は出ません。

今一度、自分の記事を客観的に見直してみてください。上位記事と比較して何が足りないのか、読者目線で価値のある内容になっているか。その分析をした上で改善を続ければ、必ず結果はついてきます。

Q2. 何記事くらい書けば収益化できますか?

これも数字を求めたくなる気持ちは分かりますが、「記事数」だけでは答えられない質問です。

ただ、目安として私の経験をお伝えすると:

  • 30記事:ようやくブログの方向性が見えてくる
  • 50記事:検索流入が少しずつ増え始める
  • 100記事:月1〜3万円程度の収益化が可能
  • 150記事以上:月5万円以上の安定収益が見込める

でも、これはあくまで「質の高い記事」を書いた場合の話。適当に書いた200記事より、読者の悩みを真剣に解決しようとした50記事の方が、はるかに価値があります。

大切なのは記事数よりも、「一つ一つの記事に読者への愛情を込められているか」だと思います。

Q3. 記事の質を上げる具体的な方法を教えてください

私が実践している「質の高い記事」を書くためのチェックリストをお伝えします。

記事を書く前

  • ターゲット読者を明確化(年齢、性別、悩み、知識レベル)
  • 競合記事を最低3つは分析
  • 「この記事を読んだ後、読者にどうなってほしいか」を明確化

記事を書いている時

  • 冒頭で読者の悩みに共感を示す
  • 結論を先に提示する
  • 自分の体験談を具体的に盛り込む
  • 専門用語は必ず説明を加える
  • 長い文章は箇条書きや表で読みやすく

記事を書いた後

  • 音読してリズムを確認
  • スマホ画面で読みやすさをチェック
  • 家族や友人に読んでもらって感想を聞く
  • 1週間後に改めて読み返して修正

特に最後の「1週間後の見直し」は効果的です。時間を置くことで、客観的に自分の記事を評価できるようになります。

Q4. 初心者でもできるSEO対策を具体的に教えてください

SEOと聞くと難しく感じるかもしれませんが、初心者がやるべきことは実はシンプルです。

最優先でやること(今日から可能)

  1. タイトルに狙うキーワードを入れる
  2. 見出し(H2、H3)にもキーワードを自然に含める
  3. 画像にはalt属性(代替テキスト)を設定
  4. 記事の最初に「この記事で分かること」を明記
  5. 関連記事への内部リンクを2〜3個設置

慣れてきたらやること

  1. メタディスクリプション(検索結果の説明文)を設定
  2. カテゴリーとタグを整理
  3. サイトマップを作成・送信
  4. ページ表示速度を改善

私が最初にSEOで効果を感じたのは、実は「内部リンク」でした。関連記事同士をリンクで繋ぐことで、読者の滞在時間が伸び、検索順位も自然と上がりました。

技術的に難しいことをする必要はありません。「読者にとって分かりやすく、検索エンジンにも理解しやすい記事」を心がけるだけで、SEO効果は十分得られます。

Q5. 安定収入を得るために最も重要なことは何ですか?

私の経験から言うと、「読者との信頼関係の構築」が最も重要です。

SEOのテクニックや収益化の手法はいくらでもありますが、最終的に商品を購入してくれるのは「あなたを信頼している読者」です。

信頼関係を築くために私が意識していること:

  • 自分が実際に使ったことのない商品は紹介しない
  • デメリットも正直に伝える
  • 読者のコメントには必ず返信する
  • SNSでも積極的に交流する
  • 定期的に読者アンケートを実施して声を聞く

短期的には、いろいろなテクニックで収益を上げることもできるかもしれません。でも、長期的に安定した収益を得るためには、「この人が言うなら試してみよう」と思ってもらえる信頼関係が不可欠です。

そして、この信頼関係は一度築けば、Googleアップデートやプラットフォームの変化があっても、あなたを支えてくれる強固な基盤になります。


佐々木優 IT企業代表取締役 ブログ運営歴4年、月間10万PV達成 Twitter: @sasaki_yu_blog

この記事があなたのブログ人生の一助となれば幸いです。質問やご相談があれば、お気軽にSNSでお声がけください。




この記事について

執筆者:佐々木 優
→ プロフィール詳細

企画・取材:miku
→ プロフィール詳細


この記事は、ITコンサルティングを専門とする 株式会社リミブレイク が運営するメディアとして、独自の取材と分析に基づき制作されました。

##ブログ初心者 #ブログ運営 #SEO対策 #アフィリエイト #アクセスアップ #モチベ維持 #コンテンツ制作 #収益化 #キーワード選定 #内部リンク

GPT-5が変える仕事の未来──31歳経営者が見た衝撃と希望

高層ビル群のホログラムを操作する女性と、ホログラムに触れるAIロボット、背景には夜景が広がるオフィス

佐々木優です。31歳、IT企業やってます。

昨日の夜、OpenAIがGPT-5を発表したじゃないですか。で、私、マジで震えてるんです。いや、良い意味で。でも同時に「これ、本当にまずいんじゃ…」って思ってる。

新社会人の子たちから最近よく相談されるんです。「AI に仕事取られちゃうんですかね?」って。正直、今まで「大丈夫大丈夫、新しいチャンスも生まれるから」なんて言ってたけど、実際のGPT-5見てから、ちょっと考えが変わりました。

いや、これマジでやばくない?

まず言わせてください。私、この業界12年やってますけど、こんなのは初めて。

GPT-4が出た時も「すげー」って思ったけど、あれはまだ「賢いオウム」って感じだったんです。質問したら、インターネット上の情報を上手に組み合わせて答えてくれる。でも時々嘘つくし、「あー、AIだなー」って分かる部分があった。

でもGPT-5は違う。今朝、試しに弊社の複雑な在庫管理システムの問題について相談してみたんです。そしたら「少し整理させてください」って言われて、3分くらい待たされた後に、めちゃくちゃ的確な改善提案が返ってきた。

私、正直ビビった。だって、それって私が3日間悩んでた問題だったから。

なんか「考えてる」っぽいのが怖い

一番ゾクッとしたのが、GPT-5の「思考プロセス」が見えることなんです。

例えば、「来月の売上予測を立てたい」って聞いたら、「まず過去3ヶ月のデータを分析して…次に季節要因を考慮して…競合の動向も加味して…」って、まるで人間の分析担当者みたいに段階的に考えてる。

で、途中で「あ、でもこの要素も重要ですね」って言って考え直したりする。これまでのAIって「瞬時に答え」が出てたじゃないですか。でもGPT-5は違う。本当に「考えて」る感じがする。

うちの麻紀(23歳)が「これ、人工知能っていうより人工頭脳って感じしませんか?」って言ったんですけど、まさにそれ。

嘘つき問題、かなりマシになった(でも油断は禁物)

これまでAIの一番の問題って、もっともらしい嘘をつくことでした。私も痛い目見たことあります。

去年の話なんですけど、AIに「化粧品業界の2023年トレンド」について調べてもらったんです。で、「○○研究所の調査によると…」って、めちゃくちゃ具体的なデータが返ってきた。数字も細かいし、研究所の名前もそれらしい。

で、そのデータをプレゼン資料に使ったんです。クライアントは大手化粧品メーカー。

結果?その研究所、存在しなかった。データも全部デタラメ。

プレゼン中にクライアントから「この研究所、聞いたことないんですが…」って言われて、その場で調べたら見つからない。もう、穴があったら入りたかった。顔から火が出るってこういうことかと思った。

でも、GPT-5はここが改善されてる。「分からないことは分からない」って言うようになった。「○○については確実な情報が見つからないので、推測での回答になりますがよろしいですか?」みたいに。

ただ、完璧じゃない。先週も弊社のエンジニアが「最新の JavaScript フレームワークについて」聞いたら、存在しないライブラリの名前が混じってた。だから、重要な判断には必ず裏取りが必要。これは変わらない。

私の会社で起きてる変化(リアルな話)

コーディング革命、マジで起きてる

うちのエンジニアチーム、最近様子がおかしいんです。良い意味で。

これまで、新しいWebサイト作るのに最低1週間はかかってたんです。設計して、コーディングして、デバッグして…。でも今日、朝からGPT-5を使い始めてから、半日で完成してしまった。

しかも、品質が下がってない。むしろ上がってる

やすさん(61歳、シニアエンジニア)なんて「私の仕事なくなっちゃうんじゃ…」って最初は不安がってたけど、今は「こんなに創造的な仕事ができるとは思わなかった」って言ってる。

なぜかというと、細かいコーディング作業をAIに任せることで、「どんなユーザー体験を作るか」「どんな価値を提供するか」に時間を使えるようになったから。

でも、全部がうまくいってるわけじゃない

正直に言います。失敗もありました。

今日、ECサイトの決済システムをGPT-5に作ってもらったんです。コード自体は完璧だった。でも、セキュリティ要件の解釈が微妙にズレてて、後から大幅修正が必要になった。(大変でしたよ、お昼も抜きで)

結果的に、人間が最初から作るより時間がかかっちゃった。

あと、AIが生成したコードって、一見完璧に見えるけど、なぜその書き方をしたのかが分からないことがある。だから、後で修正しようとすると結構大変。結局、Claudで作り直しました。

うちの新人たちには「AIのコードをそのまま使わず、必ず理解してから使え」って言ってるんですが、これが結構難しい。理解する前に動いちゃうから、つい そのまま使いたくなる。

これ、普通の会社でも使えるの?

営業チームでの実験

弊社、IT企業だから最先端のツールを試しやすいんですが、一般企業でも使えるのか気になって、友人の会社(不動産業)で実験してもらいました。

営業資料の作成にGPT-5を使ってもらったんです。これまで1つの提案書作るのに丸一日かかってたのが、2時間で完成。しかも、客先のニーズに合わせたカスタマイズも簡単。

友人(営業部長)は「これ、うちの営業マンより優秀じゃない?」って言ってたけど、実際に商談に行くと、やっぱり人間じゃないと分からない部分がある。お客さんの表情とか、言葉の裏にある不安とか。

結局、AIで効率化できる部分と、人間じゃないとダメな部分がハッキリしてきた感じ。

うちの経理のおばちゃんの反応

経理の佐藤さん(55歳、うちに10年いる)に「AI使ってみない?」って提案した時の反応が面白かった。

「私、機械オンチだから…」って最初は嫌がってたんですが、試しに月次レポートの作成を手伝ってもらったら、目をキラキラさせて「これ、すごいわね!」

今日は朝からGPT-5と会話してる。「今月の経費、どう思う?」とか「来月の予算計画、チェックして」とか。

でも佐藤さん、「AIは便利だけど、最終的な判断は人間がしなきゃダメよね」って言うんです。この感覚、すごく大事だと思う。

新社会人のみんなが心配してること

「私たちの仕事、なくなりませんか?」

この質問、本当によく聞かれます。で、正直に答えると「一部はなくなる」。

でも全部がなくなるわけじゃない。変化するんです。

私が新人だった頃(もう10年以上前だけど)、「Excel使えない人は仕事がない」って言われてました。でも実際は、Excelが普及することで、より複雑な分析ができるようになって、新しい仕事が生まれた。

AI時代も同じだと思う。単純作業は自動化されるけど、その分、創造的な仕事や人間らしいコミュニケーションが重要になってくる。

「何を勉強すればいいんですか?」

これも難しい質問。だって、5年後にどんなスキルが必要になるか、正直分からないから。

でも、一つ言えるのは「学び続ける能力」が一番大事だということ。

プログラミング覚えても、AIがコード書いてくれるようになるかもしれない。マーケティング理論覚えても、AIが戦略考えてくれるかもしれない。

でも「新しいことを学ぶのが楽しい」「分からないことがあったら調べる」「失敗しても次に活かす」っていう姿勢があれば、どんな変化にも対応できる。

実際、うちの新人たちの成長スピードがヤバい

今年入社した新人3人、正直言って私の想像を超えてる。

GPT-5を使いこなして、私が1週間かけてやってた作業を1日で終わらせる。しかも、アイデアがめちゃくちゃ斬新。

でも同時に、「なぜそのアイデアが良いのか」を説明するのは苦手だったりする。直感的に「これだ!」って分かるんだけど、論理的に説明できない。

だから最近、「AIに質問する力」と「AIの回答を検証する力」を鍛える研修を始めました。これ、多分これからの時代に必須のスキルになる。

他の会社のAIはどうなの?

Google Gemini、結構いいらしい

友人のマーケティング会社で Google Gemini使ってるんですが、「Google Workspace との連携が神」って言ってました。

Gmail の内容を自動で分析して、返信の下書きまで作ってくれる。しかも、相手に合わせてトーンを調整してくれる。

ただ、時々「なんか Google っぽい回答」になるって。良くも悪くも、無難で優等生的な感じ。

Claude、安全性高いけど…

別の友人(金融系)がClaude使ってるんですが、「安全性は抜群だけど、たまに過保護」って言ってた。

ちょっとリスクのある質問をすると「申し訳ありませんが…」って断られることが多いらしい。コンプライアンス重視の企業には良いかもしれないけど、スタートアップみたいに攻めたい会社には物足りないかも。

結局、どれがいいの?

正直、用途次第。うちでは:

  • クリエイティブな作業:GPT-5
  • データ分析:Gemini
  • 法的なチェック:Claude

みたいに使い分けてる。でも管理が面倒だから、将来的には統合されるか、もっと汎用性の高いものが出てくると思う。

で、結局どうすればいいの?

私なりの答え(でも正解じゃないかも)

新社会人のみんなには、以下のことをお勧めします:

1. とりあえず触ってみる

理論より実践。無料版でもいいから、とにかく使ってみる。私も最初は「何に使えばいいか分からない」状態でしたが、使ってるうちに可能性が見えてきました。

2. 失敗を恐れない

私、GPT-5使い始めてから、失敗の数が増えました。でも、失敗の質が変わった。「小さく早く失敗する」ことで、大きな失敗を避けられるようになった。

3. 人間らしさを忘れない

AI が得意なのは情報処理と論理的思考。でも、創造性や共感力、直感は まだまだ人間の方が上。この部分を磨くことを忘れずに。

正直、私も分からないことだらけ

偉そうなこと言ってるけど、実は私も手探り状態です。会社経営してるから「将来の方向性を示す」のが仕事だけど、内心は「本当にこれでいいのかな?」って思うこともある。

でも、それでいいと思うんです。誰も正解を知らない時代だから、みんなで試行錯誤しながら進んでいくしかない。

一緒に学んでいきませんか?

最後に、お願いがあります。

この記事読んで「なるほど」って思った人も、「この人、分かってない」って思った人も、ぜひ意見を聞かせてください。Twitter でも いいし、直接連絡くれてもかまいません。

私、31歳のおばさんですが、新社会人のみなさんから学ぶことがたくさんあります。特に、AIとの付き合い方については、デジタルネイティブ世代の感覚が参考になる。

一緒に、この激動の時代を楽しみながら乗り切っていきましょう!


追伸

この記事、実はGPT-5にも相談しながら書きました。構成や論理の整理で助けてもらったけど、体験談や感想はもちろん私のオリジナル。こういう使い分けが、これからの「人間とAIの協働」の形なのかもしれません。

でも、もしかすると数年後には「あの頃は人間が文章書いてたんだよね」って笑い話になってるかも。それはそれで面白いかもしれない。

変化を楽しみましょう!


佐々木優
私、佐々木優のプロフ

#GPT5 #AI革命 #仕事の未来 #人工知能 #働き方改革 #DX #AI時代 #生成AI #テクノロジー #未来予測

新社会人の君へ。地図が燃えた世界で、君は何を燃やすのか。

暗闇の中、タイル張りの地面から炎が立ち上り、火の粉が舞っている。

株式会社リミブレイクの佐々木優です。

ねえ、君は、自分の足元にある地面が、音もなく消えてなくなる感覚って、味わったことある?

去年の夏だったかな。蒸し暑い夜で、オフィスには私一人。安物のコーヒーを啜りながら、ぼんやりと新しいAIのデモ画面を見ていたんです。ありきたりな質問を打ち込むと、画面には、淀みなく、美しく、完璧な「答え」が表示された。その瞬間、ゾッとした。恐怖じゃない。なんだろう、高層ビルの屋上から、手すり無しで下を覗き込んだ時みたいな、めまい。

私が10年かけて積み上げてきた「情報を探し、まとめ、分かりやすく伝える」っていうスキルの大部分が、ほんの数秒で、この無機質な箱に代替されていく光景。それが、私の足元の地面が消えた瞬間でした。

君たちは、そんな、地図が燃やされ、コンパスが狂った世界に、社会人として第一歩を踏み出そうとしている。

正直に言う。羨ましいなんて、綺麗事は言わない。大変な時代に生まれてきたな、って思う。でも、同時に、心の底からこうも思うんです。

ああ、なんて面白い時代なんだろう」って。

今日は、そんな、ルールがぐちゃぐちゃに壊れた世界で、君が「君だけのゲーム」をどう創っていくか。その話をします。綺麗事も、建前も、全部なしで。


「正解」がゴミになった日。

昔はね、情報を知っていることが価値でした。誰も知らない情報源を掘り当ててきて、「こんなデータがあります!」ってドヤ顔で上司に報告するのが、デキる若手の仕事だった。

でも、もう終わり。完全に、終わった。

Googleの検索窓に何か打ち込んでみて。一番上に、AIが生成したそれっぽい「答え」が出てくるでしょう? AIO(AI Overview)とかいう、アレ。多くの人は、もうそこで満足してしまう。わざわざ、どこかの会社の、誰が書いたかも分からない記事をクリックしようなんて思わない。ゼロクリック検索。言葉通り、クリックすらされない。私たちの声は、届く前にかき消される。

これは、ただウェブサイトへのアクセスが減る、なんていう生易しい話じゃない。

君や、君の会社が、この世界に「存在しない」ことにされてしまう、という話です。

AIが作る「世界の要約」の中に、君の名前も、君の会社の名前も出てこない。誰も君のことを見つけられない。まるで、最初からそこにいなかったかのように。

笑えないでしょう? 私も笑えない。必死にウェブサイトを作って、ブログを更新して…その努力が、AIという巨大な壁の向こう側に、誰にも見られずに積み上がっていくかもしれないんだから。

じゃあ、どうするの? 諦める?

冗談じゃない。

壁があるなら、よじ登るか、回り込むか、風穴を開けるしかない。そして、その風穴の開け方が、昔とは全く違うってことなんです。


SEO?ああ、それね。…魂、入ってる?

これからはLLMOの時代だ!」とか息巻いてるコンサルタント、最近よく見かけます。LLMO(大規模言語モデル最適化)。要は、AIに好かれるように自分を最適化しましょうね、って話。

吹き出しデザイン
プロフィール画像

SEOの次はLLMO!AIに好かれるのも大事だけど、私はちゃんと魂を込めて書きたいな。

間違っちゃいない。でも、言葉が軽すぎる。私はこの「最適化」って言葉が、どうにも好きになれないんです。なんだか、AI様のご機嫌を伺う、ただの媚びへつらいみたいで。

私たちがやるべきことは、そんな「最適化」なんていうお行儀のいいものじゃない。

AIが、無視したくても、無視できないほどの「ノイズ」になること。

AIの作った綺麗な要約の世界観を、ぐちゃぐちゃに破壊するほどの「熱量」をぶち込むこと。

これしかないと、私は本気で思っています。

吹き出しデザイン
プロフィール画像

AIの世界をぶち壊すくらいの熱量、ゆりも共感しちゃう!無視できないノイズになっちゃお!

昔ながらのSEO対策…キーワードを詰め込んで、他のサイトから文章を借りてきて、体裁を整えて…。そんな魂の抜けたコンテンツは、AIにとって最高の「エサ」です。美味しく要約されて、骨の髄までしゃぶられて、引用元として名前すら載らずに捨てられる。

そうじゃない。君にしか書けない、君にしか語れない、

君自身の「何か」はどこにある?

AIは、体験ができない。失敗して、泣きたくなる夜を過ごすこともない。理不尽な上司に怒られて、トイレで一人、拳を握りしめることもない。顧客からの「ありがとう」の一言に、天にも昇る気持ちになることもない。

その、どうしようもなく人間臭い、泥臭い、君だけの「感情の揺らぎ」。それこそが、AIには絶対に生成できない、君だけの価値なんです。小手先のSEOやLLMOなんて、その価値をAIに届けるための「手段」にすぎない。手段を目的化する人間は、いつの時代も、一番最初に淘汰される。


私が、ただの「佐々木さん」から「リミブレイクの佐々木代表」になれた理由。

少し、私の昔話をさせてください。

会社を立ち上げて数年、本当に仕事がなかった。実績もない、コネもない、ただ情熱だけはある、青臭い会社。毎日毎日ブログを書いて、業界のニュースを解説して、自分たちの考えを発信し続けた。でも、誰にも読まれなかった。マジで、誰にも。アクセス解析の画面を見て、溜息をつく毎日。

ある日、心が折れかけて、もうブログなんてやめようかと思ったんです。その時、ふと気づいた。「私、誰の真似してるんだろう」って。有名な経営者や、人気ブロガーの書き方を無意識に真似て、当たり障りのない、どこかで読んだことあるような文章を書いていたんです。

恥ずかしくて、悔しくて、腹が立った。自分自身に。

その夜、全部捨ててやろうと思って、初めて自分の言葉で書いたんです。成功体験じゃない。大失敗したプロジェクトの話。クライアントにこっぴどく怒られて、契約を切られて、チームが崩壊しかけた、思い出したくもないくらい惨めな話。

でも、そこから何を学んだか。どうやって立ち直ろうともがいているか。その、カッコ悪い、生々しい、剥き出しの過程を、全部書いた。

翌朝、その記事に、初めて一件のコメントがつきました。

「すごく正直で、心を打たれました」

って。

あの時の、心臓が鷲掴みにされるような感覚、今でも忘れられません。

あれが、私の会社の「エンティティ(実体)」が生まれた瞬間でした。

「すごい実績のある会社」じゃない。「失敗から学んで、正直にもがいている会社」という、唯一無二の存在として、初めて世界に認識された瞬間。

君にだって、必ずあるはずです。君だけの体験、君だけの失敗、君だけの譲れないこだわり。(E-E-A-T)なんて横文字で考えるから難しくなる。要は、

「お前は、自分の人生をちゃんと生きてるか?」

ってこと。君が本当に体験し、専門性を磨こうともがき、その道のプロとして譲れない一線を持って、嘘偽りなく語っているか。

それを、自分の言葉で、世界に発信するんです。それが、君という人間の「実体」になる。誰にも真似できない、一次情報になる。最初はたった一人にしか届かないかもしれない。いいんです、それで。その一人が、やがて二人になり、十人になる。その小さな熱の伝播こそが、AIの作った無機質な世界に、人間が起こせる唯一のバグなんです。


テクニックの話なんて、本当は最後でいい。

…と、ここまで熱く語っておいてなんだけど、一応、具体的な話もしておきますか(笑)。

AIは文章を「段落(パッセージ)」単位で評価するから、一つ一つの段落で意味が完結するように書くといい、とか。AIに自己紹介するための「LLM.txt」っていう新しい仕組みが始まったよ、とか。

大事ですよ。もちろん、大事。でもね、これらは、あくまで枝葉の話。

料理に例えるなら、最高の食材(君の体験)と、それを調理する情熱(君の想い)があれば、あとは塩コショウ(テクニック)を振るだけで、人の心を動かす一皿は作れるんです。最高のテクニックを駆使しても、肝心の食材が偽物で、想いがこもっていなければ、それはただの、味気ないエサにしかならない。

だから、お願いだから、テクニックに溺れないで。本質を見失わないで。


君は、何色の炎を燃やす?

長々と、偉そうに語ってしまいました。ごめんなさい。

でも、これだけは、心の底から信じているんです。

地図が燃えて、誰もが道に迷っている今だからこそ、君が、君自身の足で、新しい道を作れる。

正解がなくなった今だからこそ、君が、君だけの

「これが私の正解だ」

を、世界に叩きつけられる。

これから君を待っているのは、退屈な作業じゃない。AIに指示を出すだけの仕事でもない。

君という「ブランド」を、この世界にどう打ち立てるかという、壮大なクリエイティブです。

クリックされるな。アクセス数を稼ぐな。そんなものは、もう古い。

検索される人間になれ。君の名前で、ググられる人間になれ。

AIが作った便利な世界。それを使い倒すのは、大いに結構。でも、

決して、AIに「使われる」人間になるな。

君がこの世界に踏み出す、その一歩。それが、新しい地図の、最初の足跡になる。

ようこそ、混沌へ。

さあ、君は何を燃やす?

株式会社リミブレイク 代表取締役社長 佐々木 優

【札幌の31歳IT社長が本音で語る】新社会人よ、”優しくない”先輩からの暑苦しい話を聞いていけ

どうも、佐々木です。株式会社リミブレイクっていう、札幌の小さなIT企業で社長やってます。優って名前だけど、仕事中は全然優しくないって社員によく言われます(笑)。今日は、この春から社会人になったあなたに向けて、まあ、31歳の先輩として、ちょっと暑苦しい話をしようかなと思って。

というのも、うちの会社、主に中小企業向けの業務システム開発(SaaSってやつね)と、あとはセキュリティのコンサルが飯のタネなんだけど、新しく入ってきた子たちを見てると、みんなすごく真面目で、優秀で、でもなんだか「正解」を探しすぎてる気がして。

IT業界の未来なんて、私にも分かりません。分かるフリをしてる大人がいたら、そいつは詐欺師か、よっぽど鈍感な人よ。だから、これは未来予測じゃない。私が日々、現場で泥にまみれながら感じてること、イラついてること、そして、それでもワクワクが止まらない理由。そういうドロドロした話を、ちょっとだけ聞いていって。


まず、いきなりで悪いけど、一番怖い話からするわね。
あなたが、明日、会社の売上を数千万円吹き飛ばす原因になるかもしれない、っていう話。

脅しじゃないのよ。うちのクライアントで、本当にあった話。
新入社員の子が、何気なくクリックした一通のメール。巧妙に偽装された、取引先からの請求書メールだった。その瞬間、会社のサーバーは全部ランサムウェアに人質に取られて、業務は完全ストップ。幸い、うちの会社がバックアップから復旧させたけど、それでも一週間はまともに仕事にならなかった。損失、数千万円。電話口で謝り続ける社長の声、今も覚えてる。クリックした新人の子は、もう顔面蒼白で、見ていられなかった。

誰も、彼女を責めなかったわ。だって、今の攻撃は、プロでも見抜くのが難しいもの。
でもね、これだけは覚えておいて。セキュリティって、技術やシステムの話じゃない。究極的には、「人間」の話なの。私たちの、ほんの少しの油断や、「自分だけは大丈夫」っていう根拠のない自信を、攻撃者は常に狙ってる。

なんでこんな話から始めたかっていうと、多くの会社が、いまだにセキュリティを「IT部門の仕事」だと思ってるから。正直、経営者として言わせてもらうと、それはただの怠慢。全社員が当事者意識を持たない限り、会社なんて、砂上の楼閣みたいなものよ。

じゃあ、なんで会社の中身は、そんなに脆いの?
それが、日本中を蝕む「2025年の崖」っていう問題に繋がってくるのよね。

うちのクライアントの多くが、まさにこの崖っぷちに立たされてる。
平たく言うと、何十年も前に作られた、継ぎ接ぎだらけの古いシステム(レガシーシステム)を、いまだに使ってるってこと。
私はこれを「実家の物置」って呼んでる。昔は使ってた健康器具とか、大量のカセットテープとか、もう何が入ってるか誰も分からない。でも、下手に触ると全部崩れてきそうで、誰も手を出せない。おまけに、どこに何を置いたか知ってるおじいちゃん(ベテラン技術者)は、もう引退しちゃった。

笑い話みたいでしょ?でも、これが日本の会社のリアル。
私の実家なんて、いまだにFAXが現役よ。「優ちゃん、これ送っといたから」って電話がかかってくるたびに、「メールで送ってよ!」って何度言ったことか…。でも、父にしてみれば、それが一番慣れてて、確実な方法なの。会社も同じ。長年続いたやり方を変えるのは、ものすごくエネルギーがいるし、怖いことなのよ。

「DXを進めましょう!」って言葉だけが踊ってるけど、その本質は、この「実家の物置」を、家族全員で覚悟を決めて、一日がかりで片付ける作業のこと。汗だくになるし、ホコリまみれになるし、「これまだ使う!」「いや捨てろ!」って親子喧DLCになったりもする。そういう、ドロドロした人間臭いプロセスそのものが、DXなのよ。

で、この物置の片付けに、最近「AI」っていう名の、超優秀だけど融通の利かない助っ人が現れたわけ。

AIね…。正直、私もまだ、コイツとの付き合い方に悩んでる。
「AIは最高の相棒!」なんて綺麗な言葉を言うつもりはないわ。むしろ、「なんで分かんねーんだよ!自分でやった方が早いわ!」って、AIのチャット画面にキレそうになる時なんて、今でもしょっちゅうよ(笑)。

AIって、指示が具体的じゃないと、本当にポンコツなの。でも、逆に言えば、私たちが「何を」「どうして」「どうしたいのか」を、これ以上なく明確に言語化することを、AIは要求してくる。これって、実は、これからの時代の、一番重要なマネジメント能力なのかもしれないって、最近思うようになった。曖昧な指示で部下を混乱させてる、そんじょそこらのオッサン上司より、よっぽど教育的よ。

ただね、AIが進化しすぎて、時々、本気で怖くなる夜もある。
人間の知能を超える「超知能」を、MetaとかOpenAIとかが本気で開発競争してるでしょう?あれを見てると、私たちの仕事がどうなるとか、そういうレベルじゃなくて、人類そのものが、この先どうなっちゃうんだろうって…。まあ、私みたいなちっぽけな会社の社長が心配することじゃないのかもしれないけど。でも、あなたも、このとんでもない変化の、目撃者の一人なのよ。

で、こういうゴチャゴチャした現場を、劇的に変えてくれたものが一つだけある。
それがクラウド
これだけは、手放しで「魔法」だって言える。私が起業した頃は、高いサーバーを買って、事務所の隅に置いて…って、本当にお金も場所もなかった。でも今は、アイデアさえあれば、AWSやGoogleのインフラを借りて、誰でも世界と戦える。私みたいな、何のコネも実績もなかった人間が、社長をやってられるのは、間違いなくクラウドのおかげ。本当に、いい時代になったわよね。


…と、ここまでが、私の仕事に直結する、リアルな話。

ここからは、ちょっと専門外。だから、話半分に聞いて。
半導体とか、**Beyond 5G(6G)**とか、量子コンピュータとか。

正直、量子コンピュータの仕組みなんて、説明しろって言われても無理(笑)。でも、今のスパコンが一生かかっても解けない計算を、一瞬で解いちゃう可能性があるってだけで、もうワクワクしない?何が起きるか分からないけど、何かが起きる。それだけは確か。

半導体は、もう、これがなきゃ全部ただのガラクタだってことだけは分かる。パソコンもスマホも、うちが作ってるシステムも、全部。だから、北海道でラピダスが頑張ってるのを見ると、道民として、単純に応援したくなる。昔は日本が世界一だったんだから。もう一度、あの景色を見てみたいじゃない。

6Gに至っては、もう異次元すぎて、想像も追いつかないわ。でも、遠くにいる人と、本当に目の前にいるみたいに話せたり、災害が起きる前に対策が取れたりする未来が来るなら、大歓迎よ。

あ、あとWeb3ね。
うーん…。これは、正直、まだちょっと距離を置いて見てる。技術自体は面白いと思うの。ブロックチェーンの、誰か一人が支配しない「非中央集権」っていう思想は、すごく美しい。でも、今のところ、聞こえてくるのが「NFTで儲けた」とか、そういう話ばかりでしょ?人の欲望と技術が、まだ健全に結びついてない感じがして、ちょっとだけ、白けちゃう自分がいるの。まあ、これも、私が古い人間なだけかもしれないけどね。


…ごめんなさい。話がとっ散らかっちゃったわね。
でも、これが私の、偽らざる「現在地」。

何が言いたいかっていうとね、理屈なんて、どうでもいいのよ。
一番大事なのは、現場の「熱」を感じること

どれだけニュースを読んでも、本で勉強しても、伝わらないものが、そこにはある。
だから、あなたに最後にお願いしたいのは、一つだけ。

「イベントに行け!冷やかしでいいから、とにかく行け!」

この夏から秋にかけても、面白そうなイベントが山ほどある。

【2025年8月~9月開催の注目ITイベント】

2025年8月・9月の注目イベント

🗓️2025年 夏の注目イベント

8

AUG

Black Hat USA 2025

📍ラスベガス

世界中のヤバい奴らが集まるお祭り。いつかは行ってみたいわよね。

Google Cloud Next Tokyo ’25

📍東京

とりあえず行っとけ、的なやつ。業界の今の空気が分かる。無料のノベルティグッズも結構いいのがもらえる(笑)。

バックオフィスDXPO 東京’25【夏】

📍東京

超地味。でも、会社の「面倒くさい」が全部ここに詰まってる。リアルな課題の宝庫よ。

9

SEP

第4回 オートモーティブ ワールド【秋】

📍幕張

車好きじゃなくても行く価値あり。未来の移動って、こうなるんだって実感できる。

東京ゲームショウ2025

📍幕張

日本が世界に誇れる数少ないエンタメの最前線。クリエイターたちの熱量に、ただただ圧倒されるはず。

全部行く必要なんてない。ピンと来たやつに、ふらっと行ってみて。
そこで、自分の技術について、目をキラキラさせながら語るエンジニアを捕まえて、話を聞いてみなさい。「すごいですね!」って一言でいい。きっと、嬉しそうに全部話してくれるから。


長々と、本当にごめんね。
最後に。

完璧な社会人になんて、ならなくていい。なれるわけないんだから。
たくさん悩んで、理不尽に腹を立てて、時にはサボって、そして、たまに本気出す。それでいいのよ。
失敗したら、ごめんなさいって頭を下げて、次どうするかを考えればいい。

私も、社長なんて肩書きだけど、いまだに分からないことだらけの、未完成な人間です。
だから、一緒に、悩みながら、もがきながら、この面白い世界を、面白がっていきましょうよ。

あなたの未来が、最高にエキサイティングなものになることを、心から祈ってます。

じゃあ、またどこかで。

2025年7月27日
株式会社リミブレイク
佐々木 優

#新社会人 #IT業界 #2025年の崖 #DX #サイバーセキュリティ #AI #クラウド #キャリア #働き方 #IT社長

北海道のスーパーが避難所になった日 ~60歳エンジニアが見たクーリングシェルターのリアル

フードコートの窓際で新聞を読んでいるシニア男性

桜田泰憲、60歳です。羅臼町の漁師町で育って、今は札幌の石油会社でシステム回りを担当しています。webライターを始めたのは5年前、定年も見えてきて何か新しいことをと思ったのがきっかけでした。

7月の札幌出張で、イオン札幌桑園店に立ち寄ったときのことです。フードコートで70代くらいのおじいさんが新聞を広げて座っていました。何も注文せずに、ただ涼んでいる。店員さんも何も言わない。「あれ?」と思って近くの案内を見ると、小さく「クーリングシェルター」の文字が。

正直、その時まで詳しく知りませんでした。恥ずかしい話です。

スーパーが避難所?法改正で何が変わったのか

調べてみて驚きました。2023年5月に「気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律」が公布されて、2024年4月から施行されていたんです。これで、自治体と協定を結べば、スーパーやドラッグストアも正式な暑熱避難施設になれるようになった。

要するに、今まで「避難所」といえば公民館とか役所だったのが、コンビニやショッピングモールも避難所になったということです。

システム屋として30年やってきた私から見ると、これはすごい変化です。従来の「お役所主導の縦割り防災」から「民間も巻き込んだ横断的防災」への転換。プログラムで言うなら、モノリシック(一枚岩)なシステムからマイクロサービス(分散型)への移行みたいなものです。

北海道庁の発表を見ると、道内で73市町村がクーリングシェルターを設置済み。全179市町村のうち4割超です。制度が始まって1年ちょっとでこの普及率は、正直予想以上でした。

北海道でなぜこんなに暑いのか

私が子供の頃の羅臼は、真夏でも25度を超えることは稀でした。エアコンなんて家にありませんでしたし、必要もなかった。ところが今年7月22日、気象庁のデータを見ると道内22地点で35度超え。美幌で37.3度って、本州の真夏並みです。

北海道の家って、そもそも暑さ対策なんて考えて作られてないんです。断熱材はしっかりしてるけど、それは冬の寒さ対策。夏は窓を開けて風通しを良くするくらいが関の山。エアコンがない家もまだまだ多い。

だからスーパーなんです。

環境再生保全機構の資料によると、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)もクーリングシェルターの効果を認めています。「冷房完備」「アクセスしやすい」「心理的ハードルが低い」「長時間いても大丈夫」。この4条件を満たすのは、やっぱりスーパーが一番です。

役所に「涼みに来ました」って言うのは気が引けますけど、スーパーなら何か買うついでに涼めますからね。

実際のところ、どう運用されているのか

テレビ北海道の報道では、イオン北海道が道内102店舗をクーリングシェルターに提供しているとのこと。札幌市内だけで62店舗です。

札幌市のサイトを見ると、ショッピングセンターや薬局、それに地下街まで指定されています。でも、システム屋の目で見ると情報提供の仕方にかなり問題があります。

PDFファイルでの一覧表示がほとんど。しかも自治体ごとにフォーマットがバラバラ。リアルタイムでの混雑状況なんて分からない。これじゃあ本当に必要な時に使えるかどうか…。

私が実際に見たもの(個人的な観察です)

先日の札幌桑園店での話に戻ります。午後2時頃、フードコートにいた時間は約1時間。その間に見かけたのは:

👴 新聞を読んでいた高齢男性
(何も注文せずに45分ほど滞在)

🧒‍👩‍🍼 小さな子供連れのお母さん
(アイス1個買って30分ほど休憩)

👨‍💼 仕事の合間らしきサラリーマン
(10分ほど涼んでから出ていった)

店員さんに「クーリングシェルターの利用者って多いんですか?」と聞いてみました。「そうですね、暑い日は確かに増えますが、正直、買い物客なのかクーリングシェルター利用なのか区別がつかないことも多いです」とのこと。

制度はあるけれど、現場では結構曖昧に運用されているのが実情のようです。

技術屋から見た改善点

30年間システム開発をやってきた立場から言わせてもらうと、今のクーリングシェルターの情報提供は20年前のレベルです。

今すぐできる改善

  1. リアルタイム混雑情報 東京都のコロナ対策で使われた技術を応用すれば、WiFiアクセスログから大体の混雑度は把握できます。技術的には難しくない。
  2. 位置情報との連携 今いる場所から一番近いクーリングシェルターを探せるアプリ。GoogleマップのAPIを使えば、個人でも作れるレベルです。
  3. 気象データとの自動連 環境省の暑さ指数APIと連動して、危険レベルに達したら自動で施設情報をプッシュ通知。

正直なところ、これらの技術は既に実用化されているものばかり。問題は「やるかやらないか」だけです。

本格的な改善案

人流データの解析ならNTTドコモの「モバイル空間統計」、混雑予測なら日立の「Lumada」、地図情報ならゼンリンの「地図プラットフォーム」。技術的な選択肢はいくらでもあります。

ただ、コストと効果のバランスを考えると、まずは既存のオープンデータを活用した簡易システムから始めるのが現実的でしょう。

これは単なる暑さ対策じゃない

60年生きてきて思うのは、本当に価値のある制度って、最初は地味で目立たないものが多いということです。

クーリングシェルターも、表面的には「暑い時に涼む場所」ですが、本質はもっと深いところにあります。高齢者が安心して外出できる選択肢が増える。子育て世代の負担が減る。地域のコミュニティ拠点ができる。

私たちの世代が若い頃は、暑ければ木陰で我慢するか、家でじっとしているかでした。でも今の夏の暑さは、もはや「我慢」でどうにかなるレベルじゃない。社会全体で対応しないと、本当に命に関わる。

札幌で実際に制度を利用している人たちを見て、「ああ、これは必要な仕組みなんだな」と実感しました。完璧じゃないけれど、確実に機能している。

課題は山積みだが、方向性は正しい

イオンの取り組みを見ると、全国で約4,500カ所の施設を展開予定とのこと。数としては十分です。

問題は運用面です。制度の認知度、情報提供の方法、緊急時の対応ルール、施設側の負担軽減策…。webライターとして情報発信に携わってきた経験から言うと、特に「伝え方」の部分で改善の余地が大きい。

「クーリングシェルター」という名前自体、分かりにくいですよね。「暑さ避難所」とか「涼み処」とか、もっと分かりやすい呼び方はないものでしょうか。

技術的な解決策は既にあります。あとは「実行するかどうか」。そして「継続するかどうか」。

気候変動は一時的な現象じゃありません。これからもずっと続く問題です。だからこそ、今のうちに仕組みを整えて、技術を活用して、本当に役立つシステムにしていく必要がある。

60歳になって思うのは、「完璧を待っていては何も始まらない」ということです。今あるものを改善しながら、少しずつ良くしていく。それが一番現実的なアプローチです。


参考にした情報源

制度関連

北海道の状況

技術参考事例


桜田泰憲・60歳・石油会社システム担当兼webライター